ドイツで愛された男

ベンチにいる姿は見たくない! ドルトムントサポーターが“香川奪還運動”
俺たちのシンジを救え! リーグ戦開幕2試合で出番のないマンチェスター・ユナイテッドの日本代表FW香川真司(24)の現状を憂う古巣ドルトムントのサポーターが“香川奪還運動”に動いている。
マンUは26日(日本時間27日)に行われたイングランド・プレミアリーグ第2節、ホームでチェルシーと対戦し、0―0の引き分けに終わった。優勝候補同士の直接対決に注目が集まったが、香川は開幕戦スウォンジー戦に続いて2戦連続で出番なし。ビッグマッチでの“戦力外”扱いという厳しい現実を突き付けられた。
この扱いに怒ったのが香川を愛するドルトムントのサポーターたちだ。
チームを連覇に導いた日本人選手はいまだ彼らのスター。ところが移籍初年度は得意のトップ下のポジションでは起用されず、今シーズンはベンチ要員扱い。当然フラストレーションもたまる。
サポーターたちはツイッターで「#freeshinji」(シンジを自由に)とハッシュタグをつけて「ベンチにいるシンジなんて見たくない」とのメッセージや、監獄に入った香川の画像で“飼い殺し”を憂うほか「ドルトムントに戻って来い、息子よ」「香川は才能をむだにしている。ドルトムントに連れ戻せ」と香川の奪還を訴えている。
香川への思いは何もサポーターだけではない。「世界最高の選手の一人」と考えるクロップ監督も、ドイツメディアに今夏に香川へ復帰を打診したと告白している。
今シーズンからマンUの指揮を執るモイーズ監督について、英「BBC」は堅実策を取るため、香川の先発もしばらくの間はないという分析をしている。
クロップ監督は「シンジが今年マンチェスターで定位置をとる目標を持っていることが分かった」と香川の意思は変えられなかったと明かしているが、ブラジルW杯前の大事な今シーズン。ベンチ暮らしが続くようならば心境の変化があってもおかしくはない。
東スポWeb 8月27日(火)17時36分)

ブンデスリーガが熱狂的なのは、この記事読んだだけでわかりますな。