水増しすることに意味があるのか?

参院選>金子事務所ツイッター閉鎖 フォロワー問題で
参院選比例代表で落選した金子善次郎衆院議員(自民)の公式ツイッターのフォロワーの大半が、選挙権のない外国人を名乗るアカウントで占められている問題で、金子事務所は22日、ツイッターを閉鎖した。事務所は「さまざまな疑念を持たれる状況を放置することは望ましくないので、閉鎖した」と説明している。賛意を示す「いいね!」の約8割がトルコから寄せられていた自身のフェイスブックの閉鎖も検討している。
毎日新聞 7月22日(月)19時49分)

参院選>ネット選挙 フォロワー水増し? 金子氏陣営
参院選比例代表で落選した金子善次郎衆院議員(69、自民)の公式ツイッターのフォロワー(閲覧者)の大半が、選挙権のない外国人を名乗るアカウント(登録者名)で占められていることがわかった。同氏の公式フェイスブック(FB)でも、賛意を示す「いいね!」のうち約8割がトルコから寄せられていた。専門家は「いずれも短期で急増し、あまりに不自然。フォロワーや『いいね!』は安価で購入でき、何者かが水増しした疑いがある」と指摘している。
インターネットによる選挙運動が初めて解禁された参院選では、ツイッターやFBなどのソーシャルメディアが活用された。フォロワーや「いいね!」の数は、ネット空間における支持の強さの目安としてメディアに取り上げられるなど、注目されていた。
複数の専門家によると、金子氏はツイッターへのツイート(短文投稿)を5月7日に開始。約40日後の6月18日までにFBの更新情報を中心に12回ほどツイートしただけだが、フォロワー数は同日の9708人など一時は1万人程度までふくらんだ。フォロワーは支援者ら百数十件を除くと、外国人とみられる写真が目立ち、アラビア文字やハングルの記載もあり、日本人のアカウントとは考えにくいものばかりだった。
金子氏のFBにも、6月上旬に約2300人の「いいね!」が殺到。FBに残る記録を分析すると、日本からのものは5%程度で、8割超がトルコから。アクセスが最も多い都市は現在は東京都千代田区だが、公示前の6月下旬はトルコのイスタンブールだった。
参院選で、大半の候補は公示後にフォロワー数や「いいね!」を増やしていたが、金子氏の場合は減少。22日午前0時現在でフォロワーは9061人、「いいね!」は1769人だった。
政治家のネット対策の経験があるウェブコンサルタントの永江一石(いっせき)さんは「1000件あたり、フォロワーや『いいね』は数千円でネット上で購入可能だ。問題のフォロワーは自己紹介欄やツイートも少なく、架空の疑いの高い典型的な売買目的のものだろう。何者かが、候補者の支援目的やいたずらで短期間に大量に追加した疑いが強い」とみる。
陣営が当選目的でフォロワーなどを水増しした場合、有権者の公正な判断に影響を及ぼしうるため、公職選挙法の経歴詐称に当たる恐れもある。総務省選挙課は「経歴詐称に当たるかは実態を調べてみないと何とも言えない」とコメントしている。金子氏は毎日新聞の取材に対し「ネットのことは事務所に任せていたが、原因はまだわからない。事務所として調査し、公選法や道義上、倫理上問題があるならば、党本部とも相談し対応したい」などとコメントしている。
金子氏は旧自治省出身。衆院議員を2期務め、国土交通と厚生労働の両政務官などを歴任。
毎日新聞 7月22日(月)15時3分)

やっぱりネット選挙ってやつをわかってないね。
いくら「イイネ!」があっても、ツイッターフェイスブックユーザーならフォロワーくらい見るだろう。
公職選挙法違反に当たるかどうかは別にして、はずかしいしみっともない。