予定通り去る男

ムネリン降格を同僚ら惜しむ「誰もが恋に落ちていた」
米大リーグ、ブルージェイズは25日(日本時間26日)、川崎宗則内野手(32)のマイナー降格を発表した。正遊撃手のホセ・レイエス内野手(30)が故障者リスト(DL)から復帰するため、入れ替えの対象になった。川崎は強烈な個性でファンやチームメートの人気を集めていただけに、地元メディアからは降格を惜しむ声が伝えられた。
地元紙トロント・スター電子版は「ブルージェイズが川崎にサヨナラを告げた」との見出しで、チームメートの声を紹介。マーク・バーリー投手(34)は川崎の降格に「これもゲームの一部」としながらも、「誰もが彼に恋に落ちていた」と惜しんだ。R・A・ディッキー投手(38)は「彼はファンの間で不思議なヒーローであるように、クラブハウスの中でも不思議なヒーローだった」と評した。
同紙によると、ジョン・ギボンズ監督(51)はレイズ戦後のミーティングで川崎の降格をチームメートに伝えたという。この計らいにバーリーは「こんなことは初めて。普通は次の日に降格した選手のロッカーを見て『あいつは落とされたのか』と察するものだ」とコメントした。
サンケイスポーツ 6月26日(水)17時59分)

こんな調子だから、トロントではまだまだチャンスがあるんじゃなかろうか。