苦いままか、成長の糧か

J2・G大阪復帰の宇佐美が会見 「ものすごく苦しい2年」
J2のG大阪は18日、大阪府吹田市でドイツ1部リーグのホッフェンハイムから2年ぶりに復帰したMF宇佐美貴史(21)と新加入のブラジル人FWロチャ(27)の記者会見を行った。
宇佐美は2011年夏にG大阪からドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンに期限付きで移籍したが、出場機会に恵まれず昨夏にホッフェンハイムに加入。今季はリーグ戦20試合で2得点にとどまった。宇佐美は2年間の欧州での経験を「ものすごく苦しい2年。大きい挫折をした。十分すぎるぐらい悔しい思いをした」と振り返った。
この日から古巣での練習に合流し「ガンバでできることは幸せ」と気持ちを切り替え、「すべての面でレベルアップしないと。いいプレーを続けていれば代表も見えてくる」と復活を誓った。
ステアウア・ブカレストルーマニア)から加入したロチャは身長184センチ、体重80キロのガッチリした体格で「試合で100%を出し切る。J1に復帰させたい」と意気込んだ。
期限付き移籍で加入していたリーグ得点王のFWレアンドロ(28)と元日本代表MF家長昭博(27)は契約満了により今月末で退団。レアンドロアル・サッドカタール)、家長はマジョルカ(スペイン)が保有権を持っているが、ともに別のチームへ移籍する可能性はある。
背番号は宇佐美が「39」、ロチャは「9」。2人の公式戦出場は選手登録可能な7月19日以降で、20日の神戸戦(万博)が最短になる。
産経新聞 6月18日(火)16時56分)

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