ゆうとくんとせんとくんは似ている

アニメ『ゆうとくんがいく』で“長友魂”伝える!
セリエA(19日、ミラノほか)右膝半月板損傷から復帰したインテル・ミラノのDF長友佑都(26)がウディネーゼ戦(ホーム)でリーグ2試合連続のフル出場。チームは2−5で敗れ、勝ち点54の9位でシーズンを終えたが、日本代表招集へ「準備はできている」と明言した。また、テレビアニメの主役に抜擢(ばってき)されたことも判明。日本代表、そしてアニメで“長友魂”を世界に届ける。
前節に右膝半月板損傷から復帰したDF長友が2戦連続のフル出場。試合後、初めてけがの状況や心境を口にした。
「膝の方は問題ないです」。2月24日のACミラン戦で負傷し、4月14日のカリャリ戦で復帰も再発。手術を回避しての保存療法を心配する声もあったが、「コンフェデ(レーションズ杯)に出るために手術を回避したわけじゃない。手術をしなくても絶対いける確信があった。あとは代表側が呼ぶか決めると思うけど、僕自身は準備できています」と強調した。
この日は2失点に絡み「コンディションはまだまだ。これから上げていくしかない」としながらも5大会連続のW杯出場がかかる6月4日のW杯予選・豪州戦(埼玉)、コンフェデレーションズ杯(同15日開幕、ブラジル)と続く日本代表戦へ不安なしを明言した。
復活の機運を盛り上げるのが、長友を主人公にしたアニメ『ゆうとくんがいく』だ。6月14日からディズニーのアニメ専門チャンネルで放送。決してエリートではない主人公が幼稚園でサッカーに出会い、苦難を前向きに乗り越えていく物語で長友本人が監修。経験をベースにしたエピソードを交えて“長友魂”を伝える内容になるという。
「けがをして学べた部分が多かった」と前向きな長友は「感謝の心と初心。自分が苦しいときに動いてくれたり、祈ってくれたりする人がはっきりした。特に1人、僕の膝の回復を願って毎日動いてくれた人がいる。そういう人たちに恩返しするために頑張りたい」。完全復活へスピードスターが力強く走り始めた。
サンケイスポーツ 5月21日(火)5時0分)

長友のアニメ、ねぇ・・・。