景気がいいときのフジテレビ

フジ ドラマ好調で復調の兆し「作戦どおりの結果は出た」
フジテレビの4月度定例会見が26日、東京・台場の同局で開かれ、豊田皓社長が復調の兆しが見えている4月の視聴率についてコメントした。
豊田社長は「4月に入って、少し潮目が変わってきた。4月の第1週にはゴールデン、プライムも2冠を獲り、2週目は3位だったが、3週目は2位。4月の頭から2位がキープできている。この4月の改編についてはまあまあのスタートが切れた。フジテレビらしさは失わず、少しずつ回復できているのかなと思う」と報告した。
“月9”枠で放送されている福山雅治(44)主演の連続ドラマ「ガリレオ」は初回22・6%で、第2話も20・5%と記録し、今クールでトップ。篠原涼子(39)主演の木10枠の大人のラブコメディ「ラスト・シンデレラ」、14年ぶりの同局水10枠となる「嵐」櫻井翔(31)主演「家族ゲーム」も2話で初回を上回っており、好調だ。
「まずはドラマを皮切りに回復したうえで、バラエティーも少しずつ回復していけたらと思っている。バラエティーではまだ目立った成果は表れていないが、慌てずゆっくりやっていきたい」と話した。同局の編成担当の大多亮常務取締役も「ドラマできっかけをつかまないとと思っていたので、とてもいいスタートを切れた。まずはドラマでという作戦どおりの結果は出た」と自信をみなぎらせた。
一方、元日本テレビアナウンサーの西尾由佳理(35)がキャスターと務める午後の情報番組「アゲるテレビ」(後1・58〜同3・30)は1%台を記録するなど、苦しい状態が続いている。豊田社長は「新しいので定着するのに少し時間がかかる」と分析。夕方のニュース番組「スーパーニュース」も1日よりスタート時間を20分繰り上げて午後4時30分より放送するなど大幅のリニューアルを行ったが、「視聴者は少しずつ増えていけばいいと思っている。数字的にはまだ(結果は出ていない)だが、ニュースについては底を打ったと思うので、今後も粛々とやっていきたい」と話した。
スポニチアネックス 4月26日(金)17時20分)

潜在的には「月9」は好きなんだと思いますね。
景気がよくないときに見たって「何それ」になっちゃうんでしょうけど。