牽制球

日台漁業交渉が合意 尖閣周辺は共同管理、中国を牽制
日本と台湾が、沖縄県尖閣諸島周辺での漁業協定締結交渉で大筋合意した。10日にも発表する。日本は尖閣周辺で台湾漁船の操業を認めるが、領海への立ち入りまでは認めない。日本には今回の合意で、尖閣の領有権に異論を唱えるために台湾と連携を図る中国を牽制(けんせい)する狙いもある。
台湾は、尖閣の領有権と周辺での漁業権を主張している。ただ、日中の中間線より東側は尖閣周辺を含め日本の排他的経済水域にあたるため、どう折り合いをつけるかが焦点だった。
今回の合意で、日本は尖閣諸島から12カイリの領海に台湾漁船が入ることは認めないが、その外で操業を認める。双方の漁船数などを調整するため日台で共同管理委員会を作る方向だ。
朝日新聞デジタル 4月10日(水)7時32分)

思惑が何であれ、そこは認めるわけですね。