誰も止められないTPP

<安倍首相>TPP交渉参加表明 28日検討も見送りに
安倍晋三首相がTPP交渉への参加について、国会で28日にも行う施政方針演説で表明を検討していたことが分かった。政府関係者が明らかにした。しかし、自民党内の反対派を刺激しかねないうえ、米国との事前協議で自動車や保険部門の懸案が残っていることから、最終的には見送った。
「28日表明案」は首相の訪米前に政府内で浮上。日米首脳会談で交渉参加に向け一定の進展があるとの期待感に加え、自民党農水族議員らが地元選挙区で突き上げられる前に、首相官邸主導で参加問題を決着させる狙いもあった。
実際には、日米両政府が関税撤廃の例外を認める共同声明を発表したことで、党内の反対派は失速し、首相に余裕が生じた。7月の参院選を前に「首相が党を押し切る形になるのはかえってよくない」(首相周辺)という慎重意見も考慮し、首相は25日の党役員会で「党の意見を十分に聞く」と約束。3月上旬の参加表明を目指す方針に転じた。
毎日新聞 2月27日(水)2時30分)

「例外を認める」との認識は日本だけのようですが、ホントのところはどうなのよ。