酒は日本酒で

「乾杯は清酒で」 京都市議会、全国初の推奨条例
日本酒で乾杯する習慣を広めることを目指す条例案が26日の京都市議会で可決された。酒どころ伏見を中心とした京都の日本酒の普及と和の文化の理解促進が狙い。来年1月から施行する。市によると全国に類似の条例はないという。
条例には「清酒による乾杯の習慣を広めることで、日本文化への理解促進に寄与する」と記され、市と事業者、市民の協力によって日本酒の普及を目指す。理念的条例で拘束力はない。
11月定例会の最終本会議で全会一致で可決された。自民党による議員提案。同党によると、2011年2月に伏見酒造組合の増田徳兵衛理事長から加藤盛司市会議長(当時)に、日本酒による乾杯の普及について要望があり、「肩の力を抜いて、伝統産業を考える機会になれば」(寺田一博・党市議団代表幹事)と提案した。
今後、市が主催する各種イベントで乾杯に日本酒を使うほか、ホテルの宴会などでの利用を働き掛けていく。
日本酒の国内出荷量はこの10年間で4割も減少し、2003年には焼酎に抜かれるなど苦戦が続く。増田理事長は「国内では厳しいが、海外では徐々に消費量が伸びている。条例制定を機に、日本酒になじんでもらい、和の文化を感じてほしい」と話している。
京都新聞 - 12月26日(水)15時29分)

気持ちはわかるが、国の「法律」に対する地方自治体の「条例」なわけで、言ってみりゃ法に謳うようなもの。
条例に盛り込むのはいかがなものか・・・