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ベッカム、今季限りでのギャラクシー退団を発表! 今後の去就に注目集まる
現地時間19日(以下現地時間)、MLSアメリカ・メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム(37)が、来月1日に行なわれるMLSカップ決勝(全米王者決定戦)を最後に、同クラブを退団することが分かった。なお、現役生活は今後も続けていくとしている。ロイター通信が報じた。
かつてはマンチェスターU(イングランド)で6度のプレミアリーグ制覇を経験し、スペインの名門レアル・マドリーでもプレーしていたベッカム。代表選手としても歴代2位となる115キャップを誇る同選手は、その後アメリカに活躍を場を移し6シーズンにわたってプレー。昨季は入団5年目にして初のリーグ制覇を経験し、今年1月にはギャラクシーと新たに2年契約を結んでいた。
ベッカムは19日に発表した声明文のなかで「僕はギャラクシーでこれ以上ない特別な時間を過ごしてきた。でも自分のキャリアが終わりを迎える前に、もう一つだけ最後のチャレンジをしたいと思ったんだ」とコメント。12月1日にホームで行なわれるヒューストン・ダイナモとのMLSカップ決勝を最後にチームを去ることを明かした。
ベッカムは「でもこれが僕とMLSとの関係の終わりということではない。僕は将来マネジメントにも携わりたいと思っているからね」と話し、今後もMLSとの関係は続けていきたいとコメント。その上で、「アメリカでプレーするなかで、毎年スタジアムに訪れる人が増えていく様を目撃してきた。幸運にもトロフィーを勝ち取ることもできたけど、自分にとってもっと大事なことは、ロサンゼルスをはじめアメリカ中で素晴らしい歓迎を受けたことだよ」「この素晴らしい国では、サッカーの持つポテンシャルは無限だ。だから僕はずっとその成長の一端を担いたいと思っている」と述べ、アメリカのサッカーはまだまだ成長できると話した。
ベッカムアメリカ残留を望む声はやはり強いようで、MLSコミッショナーであるドン・ガーバー氏もその一人。「デイヴィッドが来た当初よりも、今のMLSは遥かに人気が出て、この国に欠かせないものとなったことは明白だ。また、海外での認知度も高まった。デイヴィッドはピッチ内外で偉大なことを成し遂げたんだ。彼はこれからも、MLSの歴史にとって重要な存在であり続けるだろう。彼がこれからもギャラクシーとリーグに関わってくれることを期待している」と話している。
ベッカムの今後の去就に注目が集まるなか、16日にはFFA(オーストラリアサッカー連盟)が、同選手の代理人がオーストラリア・Aリーグ移籍を見据えてコンタクトを取ってきたと明かしていたが、ベッカムサイドはこれを即座に否定している。このほか、同じMLSで、元フランス代表FWティエリ・アンリが所属するニューヨーク・レッドブルズ行きや、故郷のイングランドに戻ることも予想されている。
(ISM - 11月20日(火)12時39分)

プレミアはないと思うけどなぁ。