そういえばなぜあったんだろう

姿消すナース帽…現場「邪魔」、男性看護師増加
「白衣の天使」のシンボルとして親しまれてきた看護師のナースキャップが全国の病院から姿を消しつつある。
「邪魔」「頻繁に洗濯できず衛生的に問題」といった不要論が現場から出ているためだ。男性看護師が増えてきたことも背景にあるようだ。
東京都新宿区の聖母病院は創立以来、約80年間着用してきたナースキャップを昨年7月に廃止した。ナースキャップを着けて働くのが憧れだったという新人看護師の竹内晶子さん(32)は「残念」と肩を落とす。
キャップの先端が点滴器具などの医療機器に接触し、「狭い病室で作業しにくい」といった声が相次いだためで、ベテランの荒木佳子さん(50)も「身軽になって働きやすくなった」と肯定的だ。現場では9割が廃止に賛成。「あった方が気が引き締まる」「清潔感がある」という意見は少数だった。
日本看護協会は「統計はないが、最近10年でほとんどの病院から姿を消した」と話す。実際、大手白衣メーカーの「ナガイレーベン」(東京)のナースキャップ売上枚数は今年1万4000枚と、10年前の7分の1以下に減っている。
(読売新聞 - 10月22日(月)11時38分)

まあ、なかったからと言ってこちとらがこまるわけでなし。