凡庸な結果

伊紙、劇的同点弾も長友は平均点
インテルDF長友佑都は20日、ヨーロッパリーグ・グループステージ第1節のルビン・カザン戦で先発フル出場し、終了直前にチームに勝ち点1をもたらす同点ゴールを挙げている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、同選手に平均点となる「6」点を与えている。
過密日程を踏まえて一部主力を温存したインテルは、DFジョナタンの拙い守備によるPK献上で先制を許すと、同点としてから迎えた後半終盤に追加点を許す。1−2とされて敗色濃厚となったチームを救ったのが、長友だ。アディショナルタイム、前線に攻め上がった長友は、FWディエゴ・ミリートの右クロスに反応。ぴたりとボレーシュートを合わせ、ネットを揺らした。
長友の劇的な同点弾で、かろうじて勝ち点1を獲得したインテルだが、今季のホームゲームで未勝利。『ガゼッタ』紙はチーム全体を「5」点と厳しく評価。「苦境から抜け出せず、混乱して、またもサン・シーロで勝利なし」と批判している。長友についても、同点弾がチームを救ったとしながらも、「6」点にとどまった。
特に厳しく批判されたのが、守備で不安を見せたジョナタン(「4」点)とDFワルテル・サムエル(「4.5」点)。プレシーズンで高く評価されながら、この日も決定的な仕事ができなかったMFフィリペ・コウチーニョも「4.5」点と辛口評価された。インテルのマン・オ・ザ・マッチに選ばれたのは、唯一の「7」点となったFWアントニオ・カッサーノだった。
また、『コッリエレ・デッロ・スポルト』は長友に「6.5」点を付けている。「ぞんざいで混乱し、あまりに性急」だとしながらも、「だが終盤、同点につながるボレーを決めてみせた」と評した。『コッリエレ』紙のマン・オブ・ザ・マッチは、「7」点のGKサミル・ハンダノビッチだった。
(Goal.com - 9月21日(金)14時15分)

ホームで引き分けじゃ、言われるよねぇ・・・。