んなもんで街おこしすんなよ

口裂け女」で街おこし=空き店舗にお化け屋敷―発祥の地、岐阜・柳ケ瀬商店街
1970年代後半、岐阜から広まったとされる都市伝説の主人公「口裂け女」が登場するお化け屋敷「恐怖の細道」が、岐阜市柳ケ瀬商店街の空き店舗を利用してこのほどオープンした。来場者は初日の13日から6日間で1000人を突破。主催者は「来場者1万5000人超えが目標」と話し、シャッターを閉めた店が目立つ商店街に、にぎわいを取り戻したいと意気込んでいる。
来場者は「口裂け女」に連れ去られ、昭和時代の柳ケ瀬商店街にタイムスリップした少年を追い掛ける設定で屋敷内を回る。飲食店の看板など、内装は当時の街をイメージした。
主催するまちづくり団体「やながもん」実行委員長の吉村輝昭さん(47)によると、「口裂け女」は77〜78年ごろ、岐阜の子どもたちの間で話題になった。マスク姿の女が「わたしきれい? 」と尋ねた後、マスクを外すと耳元まで裂けた口があらわになり、鎌を手に襲って来ると言われた。「口裂け女に襲われた」という警察への通報も複数あったという。
吉村さんは「お化け屋敷は音楽イベントなどと比べ、持続的な集客が期待できる。少年が連れ去られる設定は、にぎわいがうせた今の商店街のイメージと重なる。来場者はタイムスリップした街で少年を捜すだけでなく、にぎやかだった頃の街も『探して』ほしい」と「ご当地お化け」による商店街活性化に期待を寄せる。 
時事通信社 - 7月22日(日)14時58分)

岐阜が発祥の地だとは知りませんでしたが、いかにも「夜の街・柳ヶ瀬」らしい話だなぁ。