それって

ダル イチローが大嫌い
ここまで計3試合で1勝2敗、17失点。レンジャーズのダルビッシュ(25)が、マリナーズ戦になると序盤からボコボコにされる最大の理由はイチロー(38)の存在だという指摘がある。
ダルは実はイチローのことが大嫌い。何とかして抑えてやろうと意識過剰になるあまり、逆に11打数6安打と打ち込まれ、マリナーズ打線にも攻略されているというのだ。
ダルが海を渡った決め手は日本で「フェアな勝負ができなくなった」ことだった。昨季のソフトバンク戦で敗戦投手になった直後には「上位もファウルで粘ったり、みんな軽打。言い方は悪いけど汚い、いやらしい感じ。いい野球をやるなと。もっとブンブン振ってきて欲しかった」と話したことがある。
ダルはそもそも、コツコツと当ててきたり、走者が足でかき回したりといった野球が好きじゃない。その考え方が正しいかどうかはともかく、小技や足を絡めた機動力野球は、少なくともダルの物差しでは「フェア」ではない。イチローはそんな、ねちっこい野球の象徴ともいうべき存在だ。
WBCで同じジャパンのユニホームを着ながらイチローと積極的に絡もうとしなかったのも、米国で改めてイチローの印象を聞かれて「いいバッター」などとわざとらしく答えたのも、ダルの中でイチロー「アンフェア」な存在なのだと考えれば納得がいく。
いや、マリナーズだけじゃない。ダルはインディアンス(1敗)、アスレチックス(1勝2敗)といった機動力で揺さぶってくるチームに対しても、力で抑え込もうとして自滅するケースが多い。ダルの考え方が変わらない限り、今後も同様のチームに苦しむことになる。
日刊ゲンダイ - 7月20日(金)10時0分)

単に「苦手だから嫌いですよ(笑)」って言ってるだけで、全否定しているのとは違う気が・・・