いきなり!

松井秀、即先発で一発回答! 完全男粉砕!
レイズ2−7ホワイトソックス(29日、セントピーターズバーグ)レイズ傘下3Aダーラムから、メジャーに昇格した松井秀喜外野手(37)が、本拠地のトロピカーナ・フィールドで行われたホワイトソックス戦に、いきなり「6番・左翼」で先発出場し、豪快なアーチをかけてメジャー10年目のシーズンのスタートを切った。
新しい背番号は「35」に決まった。巨人時代の恩師、長嶋茂雄元監督の代名詞の「3」が「5」と並ぶ。白地の真新しいユニホームを着た松井は、ベンチから勢いよく一回の守備に飛び出した。
1打席目は左飛に倒れたが、2死1塁で迎えた四回の2打席目に本領を発揮した。4月21日のマリナーズ戦で完全試合を達成した右腕、ハンバーから、豪快な右越え先制2ラン。外寄りのツーシーム系の球を完璧にとらえ、角度、飛距離とも松井らしい弾道でスタンド中段へ打ち込んだ。淡々とベースを1周したが、ベンチでナインに祝福されると、心底うれしそうな笑顔を浮かべた。前日までプレーした3Aでは、13試合で打率.170、本塁打なしとふるわなかったが、2カ月遅れで迎えた自身の“メジャー開幕戦”を鮮やかな今季1号で飾った。
3、4打席目でやや甘い球を打ち損じて二ゴロ、一ゴロに倒れるなど、調整の余地は残っている。チームは逆転負けを喫した。それでも、所属チームなしで開幕を迎え、マイナー契約をへてメジャーにカムバックした松井は、大リーグ通算174本目のホームランで十分すぎるほど存在感を示した。
サンケイスポーツ - 5月30日(水)11時50分)

やるなー・・。