いいんじゃないですか

<おしい!広島県>アクセス急増…「自虐」観光PR大うけ
広島県が3月から始めた観光キャンペーン「おしい!広島県」が反響を呼んでいる。豊富な観光資源と知名度の低さというミスマッチを逆手に取った自虐的な戦略が的中。プロモーション動画のある専用サイトのアクセスは、開設3週間で県観光サイトの月平均の1.5倍に上った。
動画(http://oc−h.jp/)は約4分半あり、3月27日に公開された。毒舌が売りの同県出身タレント、有吉弘行さんが県観光大使に就任し、記者会見で「おしい!広島県」を発表する。これが報道陣に批判され、街頭では市民が反対のデモ行進を展開。しかし県出身の歌手、西城秀樹さんが「『おしい』は『おいしい』の一歩手前」と語って理解が広がり、「おしい」ブームが巻き起こるとのストーリーだ。
店舗数は人口比で日本一なのに「広島風」と呼ばれるお好み焼きなど、広島の「おしさ」を歌に乗せてPR。元広島東洋カープ監督の達川光男さんら県出身の著名人と県民約650人がエキストラで参加している。制作費は約1000万円。
動画開設の翌日、大手検索サイト・ヤフーの動画閲覧件数が1位になり、専用サイトのアクセスは県観光サイトの月間平均約86万件を大幅に上回り、今月24日現在、142万件を超えている。
また、毎月4日を「お(0)しい(4)日」と設定。初の「おしい!の日」となる5月4日は、募集した身の回りの「おしい」エピソードから有吉さんが選考した「マンスリーベストおしい!」を専用サイトで発表する。
ブランド戦略に詳しい迫勝則・広島国際学院大教授は「今後出てくる『おしい』内容がどれだけ『なるほど』と思わせることができるかがカギ」と話す。
毎日新聞 - 4月29日(日)11時41分)

自治体がこういったブラックジョークを容認してくれるなら、ずいぶん違うでしょう。
ただ、当の地元はどう思ってるんでしょうね?