すでに「アウトレット」じゃない

利用者増加中のアウトレット 活用方法も変わっていると識者
アウトレットが全国各地にでき、GWには大勢の利用者が訪れることが見込まれるがその魅力は何か。アウトレットモール事情に精通した船井総合研究所上席コンサルタントの岩崎剛幸さんは次のように語る。
「ここ5年ほどで、アウトレットの利用者数が増えています。以前は“売れ残り”を売っているのでは?というイメージもありましたが、いまは誰もが知っているメジャーブランドがどんどんテナントとしてはいり、いい商品が買えるようになりました。百貨店志向が強かった60代以上に認知されたことも、客足増加にひと役買っています」
また、さららなる楽しみ方については「最近のアウトレットはミニ遊園地を備えているなど、アミューズメント施設のような楽しみ方ができるようになってきました。休日には家族で訪れ一日中楽しめます」(岩崎さん)
買い物以外のお楽しみも増えているというのは、全国のアウトレットモールをほぼ踏破している観光ジャーナリストの千葉千枝子さん。
「地元グルメを集めたフードコートや物産店が増え、そこで食べることが楽しみのひとつになっています。買い物したり、遊んだり、1か所で家族それぞれの楽しみ方ができるのも魅力ですね」(千葉さん)
とはいっても、アウトレットモールはお店の数が多いのでどこからどう回っていいのか悩む。賢い攻略法を千葉さんに聞いた。
「全店舗を見ようとは思わないこと。フロアマップで行きたい店をチェックしたら、まずはそこに一直線。疲れると判断力が鈍くなるので、好きなお店は先にチェックしたほうが、失敗しません。迷ったときは、ダメ元で取り置きを頼んで、ほかのお店を見てから決めます。
1時間程度なら、取り置きしてくれるお店もあるので、相談を。家族と行くときは、集合時間と場所を決め、バラバラで動くのがおすすめ。待ち合わせ場所はフードコートが便利ですが、混んでいるときはゲート近くのコーヒーショップやベンチもわかりやすい。テイクアウトできるものを買って、ベンチに座って食べるのも楽しいですよ」
※女性セブン2012年5月10・17日号
(NEWS ポストセブン - 4月28日(土)7時6分)

専用品作ってる時点で、違うんじゃないのかなぁ・・・