ドラえもんスタジアムって何だよ

等々力を遊園地型“ドラえもんスタジアム”に改築へ
J1川崎がホームの等々力陸上競技場を人気アニメ「ドラえもん」や、川崎大師を意識した鳥居など川崎名物を随所に埋め込んだ遊園地型スタジアムに改築する計画を立てていることが27日、分かった。同市や建築各社に提案している段階で、反応はおおむね良好。今季終了後に着工し、メーンスタンド完成予定の15年初頭には、日本に一つしかない夢のスタジアムが誕生するかもしれない。
用意された絵コンテには、とてもスタジアムとは思えないアイデアが詰め込まれていた。建物の中にプールがあり、泳ぎながら試合を見られる。コンサート会場が隣接。鳥居がゲートでプラネタリウムもある…。子どもが夢見る遊園地のような設計図だが、担当者は真剣だった。
「スタジアム造りじゃない!を合言葉にやっています。サッカーだけじゃなくて、来ただけで楽しめる場所を造りたいんです」
昨年秋にファンやサポーターから約1000の意見を集めた。その中で浮上したのが「川崎市内の名所・名物」を集める、という案だった。例えば鳥居ゲートは「ここ一番の勝負の時だけに使うゲートにする」という意味合いを持たせて優勝決定戦の時だけ開放するなど計画が練られている。
また「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」や「川崎市岡本太郎美術館」といった川崎市内の観光名所とタイアップする可能性もある。実現すれば、ドラえもんの「どこでもドア」がスタジアム内のドアになったり、「太陽の塔」のような芸術作品のレプリカが配置されることになる。
選手のバスをあえてサポーターの入場口に横付けして試合前も交流できる設計にするなど、純粋にサッカーを楽しむための工夫も盛り込まれている。現在の2万5000人から、収容3万5000人の新スタジアムへ。メーンスタンドが完成予定の15年初頭までに、できる限りの夢を詰め込む。
(デイリースポーツ - 3月28日(水)7時36分)

夢すぎて、建築物としてのイメージがわいていなかったり・・・