大阪冬の陣、明と暗

福士 無念の「エネルギー不足」 マラソンでの五輪は事実上断念
大阪女子国際マラソンで予想を大きく下回る9位に終わった福士加代子(29=ワコール)は29日のレース後、惨敗したレースを冷静に分析した。
福士は敗因について「エネルギー不足だった。25、26キロから脚が重かった。何とかなると思ったけど、どうやっても持っていけなくて脚が固まった」と、失速した状況を説明。前半のハイペースについていったことが、早々とスタミナを奪ったことになった。
福士は3月11日に行なわれる、五輪代表選考会のラストチャンスである名古屋ウィメンズマラソンは「あまり考えてない」とし、今後は「トラックでしょうね」とマラソンでの五輪挑戦を事実上断念した。
スポニチアネックス - 1月29日(日)17時26分)

監督絶賛の“新星” 重友「自分に負けそうなのが嫌でまた頑張れる」
大阪国際女子マラソン (1月29日 長居陸上競技場
3大会連続で五輪代表を輩出している天満屋の武冨豊監督が「新エース」と絶賛した重友梨佐が独走で制し、ロンドン五輪に大きく前進した。
岡山・興譲館高出身。招待選手の中では一番若い24歳はかなりの負けず嫌い。「走っていて苦しい時に自分に負けそうになる。そんな自分が嫌でまた頑張れる」と重友。後半、独走態勢になって、ペースが落ちそうになるとまたタイムを上げる走りがそれを象徴していた。
出場するはずだった昨年3月の名古屋国際が東日本大震災のため中止に。翌4月、初マラソンとなったロンドンでは24位に終わった。うまく調整が出来ない中で、この大阪に照準を合わせてきた。
「五輪出場がかかったレースに出場できて幸せ」と話していたが、内心では五輪代表の座を虎視眈々と狙ってきた。それが堂々トップでゴール。女子マラソン界の“新星”が惨敗したロンドンでリベンジのチャンスを手に入れたようだ。
スポニチアネックス - 1月29日(日)15時19分)

思うようにならなかったり、思っていた以上だったり・・・