高精度も問題だ

うるう秒」当面存続=誤作動リスク、改めて判断へ―国連機関
国連機関の国際電気通信連合(ITU)は19日、ジュネーブで開いた無線通信総会で、原子時計の高精度な時刻と地球の自転速度に基づく時刻のずれである「うるう秒」を当面存続させることを決めた。1972年から数年ごとに1秒を加え、誤差を調整してきたが、手作業で行われる調整の際に電子機器が誤作動を起こすリスクがあるとして、廃止提案が出ていた。
国際標準時は、地球の自転速度に基づいた「天文時」が使われてきたが、58年に原子時計による「原子時」が使われ始めた。天文時を算出する自転速度は遅くなる傾向があり、年によっては原子時との差が許容範囲の0.9秒を超える。その場合に「うるう秒」として原子時に1秒を足してきた。
米国や日本などが「原子時と天文時がずれるより、調整に伴うリスクの方が大きい」として廃止を唱える一方、英国とカナダは時差で天体観測などが混乱するとして、存続を主張する立場。総会では中国やアフリカ諸国が継続検討を求めたことから、2015年に予定される次回総会で改めて判断することにした。 
時事通信社 - 1月20日(金)5時43分)

続きそうな雰囲気ですね。