決着つかず

柏がドローで名古屋とG大阪は勝利…優勝の行方は最終節へ/J1第33節
J1第33節が26日に行われ、首位の柏はホームにC大阪を迎えた。柏はホーム最終戦となる今節で勝利し、2位の名古屋が敗れれば悲願の優勝を決められる状況だったが、前半から硬さが目立ち、前半を0−0で折り返す。すると48分、CKから上本大海に決められてしまい、C大阪に先制を許してしまう。
しかし、負けの許されない柏は反撃を開始。途中出場の水野晃樹が鋭いミドルシュートでゴールを脅かすと、65分、水野のスローイン工藤壮人がバックヘッドでそらし、田中順也が落として最後はレアンドロ・ドミンゲスがシュートをネットへと突き刺した。柏が同点に追いつく。
その後、怒涛の攻撃を繰り出す柏。しかし結局、最後まで勝ち越し点を奪うことはできなかった。とはいえ、勝ち点1を積み重ねた柏は首位を守り、最終節で勝利すれば自力で優勝を決められる状況となっている。
なお、2位の名古屋は田中マルクス闘莉王の得点などで山形に快勝。G大阪も仙台に勝利し、勝ち点3を積み重ねた。この結果、柏が勝ち点69、名古屋が68、G大阪が67となり、3チームに優勝の可能性が残ったまま、最終節を迎えることになった。

■J1優勝争い第33節終了時点
1位 柏 勝ち点69
2位 名古屋 勝ち点68
3位 G大阪 勝ち点67
(SOCCER KING - 11月26日(土)15時56分)

もし仮にグランパスが優勝した場合、FIFAワールドクラブカップを、ホームゲーム(豊田スタジアム)として戦える稀有な例になるんだなぁ・・・と、ふと。