今でもそうだけど

ソニー・エリクソンソニーの完全子会社に
エリクソンソニーは、エリクソン保有するソニー・エリクソンの株式をソニーが買収すると発表した。これによりソニー・エリクソンは、ソニーエリクソン合弁会社から、ソニーの完全子会社となる。買収額は10億5000万ユーロ(約1115億5000万円)。
ソニーは、エリクソンが50%を保有するソニー・エリクソンの株式を買収し、ソニー・エリクソンを連結対象となる100%出資子会社に置く。買収は現金で10.5億ユーロがエリクソン側に支払われることで合意に達しており、取引は2012年1月を目途に行われる。
ソニーは、ソニー・エリクソンを傘下に置くことで、タブレット端末やテレビ、パソコンといったソニーブランドの一角にスマートフォンを組み込んでいく。さらに、ソニーの全ての製品やサービスを対象とした広範な知的財産権のクロスライセンスや、ワイヤレスモバイル技術に関する5つの特許群も獲得する。なお、ソニーエリクソンは、ワイヤレス接続分野においては引き続き協力していくとしている。
ソニーの代表執行役 会長兼社長 CEOのハワード・ストリンガー氏は、今回の買収がソニーエリクソンにとって有意義なものであるとし、成長事業であるスマートフォンを獲得したことで、ソニーの目指す“フォー・スクリーン戦略”の体制が整ったとしている。スマートフォンタブレット・ノートパソコン・テレビなどをシームレスに連携させ、従来よりも商品を横断した事業の効率を向上させていく。
約10年に渡るソニーエリクソンのジョイントベンチャーは、ソニーが事業を吸収する形で新たな幕が開く。2001年10月、両社の不採算事業であった携帯電話事業を統合し、ソニー・エリクソンが産声をあげた。ソニー・エリクソンは、国内外でWalkman PhoneやCyber-shotケータイなどのフィーチャーフォンを送り出し話題をさらった。また近年は軸足をスマートフォンに移し、AndroidスマートフォンXperia」シリーズを積極的に展開。2011年度第3四半期には、売上げの80%がAndroid端末が占めるまでに成長した。なお、同四半期のAndroid端末の世界シェアでは11%を獲得している。
Impress Watch - 10月27日(木)16時0分)

今でも、エリクソンらしさを感じるものは何もなかったわけだから、だったらソニー化を進めてしまったほうがプラスなのかもしれない。