もともと景気は持ち直してなんかいない

景気判断、半年ぶり下方修正=「持ち直し緩やか」―10月の月例経済報告
古川元久経済財政担当相は17日、10月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断は「持ち直しのテンポは緩やかになっている」とし、東日本大震災後の4月以来、半年ぶりに下方修正した。海外景気の減速で輸出や生産の下押し圧力が強まったことが背景。震災で打撃を受けた生産体制の復旧により8月に「持ち直している」としたが、10月は「予想以上の下振れ」(内閣府)となった。
古川経財相は記者会見で、「景気が腰折れしている状況ではない。持ち直し傾向は続く」と述べた上で、「海外景気、為替レートは十分注視したい」と指摘、景気の下振れリスクに警戒感を示した。
個別項目でみると、輸出、生産、個人消費の判断をいずれも半年ぶりに下方修正した。輸出は、アジア向け電子部品が不振。生産は、震災後の減産を取り戻す動きが鈍化した上、海外需要の弱さが響いた。
時事通信社 - 10月17日(月)15時05分)

本来の姿が徐々に顔を出しつつある、という感じだろうか。