はやぶさ、翔る

東北新幹線>「はやぶさ」「はやて」も最高時速で運行 通常ダイヤに 乗客に記念品も
東北新幹線が23日、東日本大震災前の通常ダイヤでの運行に戻った。午前6時25分に仙台を出発した新型車両E5系で運行される「はやぶさ」も震災前と同様に、宇都宮−盛岡間を最高時速300キロで運行し、前日までのダイヤより所要時間が8分ほど短縮された。「はやぶさ」は同8時に東京駅に到着し、東北新幹線の全面復旧を印象付けた。
この日を記念して、東北、秋田、山形の各新幹線の乗客には、各主要駅で関連グッズや特産品のプレゼントを実施。東京駅の新幹線乗り換え改札口ではE5系新幹線ピンズが配られた。
東京都内から来た小2の男児は「はやぶさに乗って新青森まで2回行った。すごく速かった」と話し、もらったE5系ピンズを大切にかばんにしまった。
中には通常ダイヤに戻ったことを知らない乗客も多く、仕事で弘前に向かうという30代の女性会社員は「東京駅に着いて初めて知った。今後もたびたび東北地方に行く予定なので便利になる」と話した。広島から実家がある仙台に帰省するために「はやぶさ」を予約した20代の主婦は、「5歳の子どもが新幹線好きなので『はやぶさ』を選んだ。通常ダイヤのことは知らなかったが、震災後しばらく運休していたことを考えると、本当によかった」と話すと、停車中のはやぶさに早く乗りたいとせがむ子どもを抱き上げた。
東北新幹線は震災の影響で約1カ月半にわたって全線で運休。4月29日に全線で復旧したが、福島−一ノ関(岩手)間で徐行運転が続いていた。徐行区間がなくなることで、東京−新青森間が「はやて」で21分短い3時間23分、「はやぶさ」が20分短縮され3時間10分と本来の所要時間に戻った。秋田新幹線「こまち」も同日から、東京−秋田間がを28分短い3時間50分になった。
また徐行期間中は、はやぶさの特急料金が「はやて」「やまびこ」と同額だったが、通常ダイヤに戻ったことで同日からは、震災前と同様に「はやぶさ」所定の料金が必要となる。
毎日新聞 - 9月23日(金)8時16分)

明日乗りますけどね・・・。