民営化へ一直線

都営地下鉄との統合は困難」 東京メトロ新社長が認識
東京メトロの奥義光社長は29日、就任会見を行い、「安全・安定輸送の確保と、快適な輸送サービスの提供を行って首都機能を強く支えていかないといけない」と抱負を語った。懸案の株式上場については、「株主と相談し、市場の状況を見ながらいつでも上場できる体制を維持していく」と意欲を示した。
ただ、同席した前社長の梅崎寿相談役は、「リーマン・ショックが起き、市場が悪くなった。これが震災もあっていまだに続いている。上場は株主が決める話だが、国と東京都の調整が結果的に円滑にいかなくなった」と述べた。
また都営地下鉄との経営統合について、奥社長は「現状では困難」との認識を表明。梅崎相談役も、「公営企業という組織形態をどうするかということと、4000億円以上の累積欠損という2つの課題を解決しないとなかなか実現しない。時間がかかる」と述べた。
産経新聞 - 6月29日(水)17時52分)

片や100%都営、片や半分国で半分東京都。
でも、話は単純じゃないんだろうな・・・。