そうなるだろうな

東電株主総会、6時間で終了 原発撤退議案は否決
28日行われた東京電力株主総会は、午後4時9分に終了した。9000人超の過去最多の株主が出席し、午前10時から約6時間のロングラン総会となった。福島第1原発事故を受け、株主が提案していた原発撤退議案が否決される一方で、取締役選任など会社提案の議案はすべて可決された。
原発事故や賠償問題、業績悪化による株価暴落などに批判が噴出し、怒号やヤジが飛び交う大荒の展開となり、所要時間は昨年(3時間1分)の倍となり、平成11年の3時間42分を超え、過去最長となった。
参加者は午後2時半現在で9294人と、過去最高だった昨年(3342人)の3倍近くに増加した。用意した5会場でも収容しきれず立ち見を強いられた株主から不満が出た。
株主402人が提案する原発からの撤退などを定款変更を諮る議案については、「反対多数」とされ、否決された。
議長を務めた、勝俣恒久会長は、「本日の議案を全て終了しましたので、これで閉会致します」と一礼し、原発事故により超ロングラン総会となった会場を後にした。
産経新聞 - 6月28日(火)16時20分)

浜岡閉鎖の株主提案否決=水野社長「早期再開目指す」―中部電の総会
中部電力の定時株主総会が28日、名古屋市で開かれ、取締役17人選任など会社提案の5議案を承認する一方、「浜岡原発の閉鎖」を定款に盛り込むことなどを求めた株主提案の6議案を全て否決した。
中部電は5月、政府の要請で浜岡原発を全面停止した。水野明久社長は「津波対策を速やかに実施し、早期運転再開を目指す」との決意を示した。
総会には過去最多の2688人の株主が出席。浜岡原発をめぐっては、即刻廃止を求める声が出る一方、「安全性を高めて早く運転を再開してもらいたい」との意見も聞かれた。所要時間は3時間40分で最長となった。 
時事通信社 - 6月28日(火)17時0分)

僕には、ホントの「脱原発」の道筋をつけていこうという人がいるように思えないし(「反原発」はたくさんいらっしゃいますが)、2011年の今という但し書きをつけたとすれば、脱原発は不可能だと思う。