保存は大変だ

「江」ゆかりの養源院、客急増で鶯張りがピンチ
NHK大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国〜」の主人公、江ゆかりの「養源院(ようげんいん)」(京都市東山区)で、歩くとウグイスの鳴き声のような音がする「鶯(うぐいす)張りの廊下」から音が消える恐れが出ている。
ドラマが始まった1月以降、観光客の急増で傷みが進んだためとみられ、すでに一部で「鳴き声」が失われたという。養源院は今春以降、廊下前に貼り紙をして「ゆっくり歩いて」と呼びかけている。
廊下は、長さ約12メートル、幅約2メートル。重要文化財のふすま絵「唐獅子図杉戸絵」(俵屋宗達筆)などが飾られている本堂にある。
養源院によると、月平均約3000人だった観光客が、1月以降、2〜3倍に増加。それに伴って廊下の3割ほどで音が聞こえにくくなったという。面白がって何度も行ったり来たりしながら強く踏む観光客もいたといい、金具の緩みが進むなどしてこすれ方に変化が生じたとみられる。
(読売新聞 - 5月28日(土)14時49分)

観光客が来るのも、維持費は入るだろうけど、良し悪しだな。
こりゃ。