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緑のカーテン」ゴーヤー配布に殺到 群馬
■高まる県民の節電意識
福島第1原発事故に伴う電力不足問題で、県民の間で節電意識が高まりを見せている。政府は一般家庭に対する今夏の節電目標値を一律15%と定めたが、みどり市では日よけとして育てるゴーヤーの苗に市民が殺到。節電対策ブームが到来している。
みどり市役所には16〜17日にかけて市民から苦情の電話が殺到した。
「ずっと待たされたのに手に入らなかった。納得できない」
「1人でいくつも持っていった人がいる」
いずれも同市の「緑のカーテン事業」の一環として15日に行われたゴーヤー(ニガウリ)などの苗の無料配布に関する市民の不満の声だ。市では市内3カ所で市民にゴーヤーとアサガオを配布するため、各約5000本を用意。午前9時の配布開始前から行列ができ、付近の道路には渋滞が発生した。配布開始30分ほどで苗はなくなった。
市では無料配布を3年前から継続しているが、「ここまで盛況なのは初めてだ。市民の節電意識の表れにほかならない」と担当者は目を丸くする。市に寄せられた多くの苦情は、市民の関心の高さを裏付けるものだ。市庁舎では、15日以降も苗を譲ってもらおうと訪れる市民が後を絶たない。
さらに、市では家庭の電力使用量を簡単に測ることができる機器「省エネナビ」も市民に貸している。市は5台を所有しているが、現在は1台しか無料貸し出されておらず、まだ人気は集まっていない。このため、市生活環境課では「日々の電力消費を把握することが節電につながる」と利用を呼びかけている。
また、「緑のカーテン」と比べて手間もかからず、家庭での節電対策に手軽に使えそうなのが、窓ガラスなどに張る遮熱フィルムだ。
フィルム工事会社「貴宝菅野」(太田市新井町)では赤外線を92%カットする省エネフィルムを扱っており、「例年に比べ、家庭からの問い合わせが増加している」(菅野達生社長)と驚く。夏本番を控え、市民の節電対策の関心は強まるばかりのようだ。
産経新聞 - 5月18日(水)7時55分)

うちも育ててまして、先日種買いに行ってきたとこです。