結局決着はついていない

エリカ号泣会見 協議3か月で「離婚合意」
女優の沢尻エリカ(24)が23日、都内で会見し、夫でクリエイターの高城剛氏(46)と離婚について合意したと発表した。2人は09年1月に結婚し、昨年4月に離婚騒動が浮上。協議は3か月に及んだそうで、沢尻は個人事務所を設立して「女優の仕事がしたい」と涙ながらに訴えた。しかし会見後、高城氏がメールで「離婚合意と勝手に発表されて、正直驚いています。今日の話は、また寝耳に水です」と反論。2人の泥沼状態は今後も続きそうだ。
一方的な離婚宣言に始まり、海外逃亡、復縁説など芸能界を騒がせ続けたスキャンダル女王が行き着いた結論は、やっぱり「離婚」だった。約80人の報道陣の視線を一身に集めた沢尻は「3か月に及ぶ協議の結果、高城さんと離婚について意思合意をすることができました。現在は最終調整を続けています」と報告した。立ち会ったエステ会社「たかの友梨ビューティークリニック」のたかの友梨社長から励まされると、みるみるうちに目が潤み、涙がほおを伝った。
しかし、高城氏の反論を予期したかのように「今日の会見を機に状況は変わると思う。はっきり言って私も予測不可能ですが、一日も早く報告できれば」と不安な気持ちも吐露した。「たかの友梨―」の新CM会見が2月28日にあり、早ければその場で正式発表したい意向だが、「報告できる日がくるよう全身全霊で取り組んでいきます」と祈るように話した。離婚の条件などについては「相手のこともあるので、これ以上くわしくは申し上げられない」とした。
復縁説の根拠のひとつは、高城氏が関わるスペインのマネジメント会社の社長に就任したことだったが、「12月3日に辞任し、現在は私個人が社長を務めるオフィスを設立しました」と夫からの“独立”を強調。しかし、その新会社も設立先はスペイン。「第2の故郷であり、プライベートでは生活したいので」とした。
沢尻はこの日、都内で行われたコンテスト「たかの友梨エステティックシンデレラ2011」の特別ゲストを務めた後、たかの氏の立ち会いのもと、同じ会場で会見を行った。派手な服装だったコンテストとは一転、白とグレーのパンツスーツに、メークも薄めの“反省スタイル”に変身し、謝罪を繰り返した。
エイベックスと契約目前だった昨年9月にCM会見をドタキャンし、海外逃亡したことについて「公私ともに大きな問題を抱えており、精神的にも肉体的にも限界を迎えていた。スペインまで行き、高城さんと話し合わなければと思い、彼の要望もあった」と説明。また、高城氏に対しても「彼を誹謗(ひぼう)したまま身勝手に離婚を進めようとした行為はあまりに失礼でした」と謝罪した。
会見場にはエイベックス関係者も姿を見せ、仕事復帰へ一筋の光も見えた。「女優として仕事したい。芝居という気持ちは変わりません。信頼を取り戻し、もしチャンスをいただけるのであれば誠心誠意、頑張りたい」という涙の訴えは高城氏に届くか。
◆沢尻 エリカ(さわじり・えりか)1986年4月8日、東京都生まれ。24歳。日本人の父とフランス人の母を持つ。2001年「ヤングジャンプ」制服コレクションで準グランプリ。05年「パッチギ!」で報知映画賞新人賞。映画「手紙」、ドラマ「1リットルの涙」出演。歌手として「タイヨウのうた」がヒット。07年9月に映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで「別に」発言が話題に。09年9月30日で所属事務所と契約解除。10年3月のCM発表会見で仕事復帰し5月、9月にファッションイベント出演。身長161センチ。血液型A。
(スポーツ報知 - 1月24日(月)8時0分)

かつての松田聖子を髣髴させますね。
スキャンダルだけでメシ食ってるというか、仕掛けてるというか、それしかないというか(笑)