生き残りを賭けて

テンに襲われたトキの生き残りがカップルに 繁殖へ期待
新潟県佐渡市で19日、野生復帰を目指し放鳥された2歳のオスと3歳のメスのトキが、仲むつまじく行動しているのが確認された。メスは今年3月、順化ケージ内で訓練中にテンに襲われ、9羽が死んだ“事件”の唯一の生き残り。
環境省などによると、オスは昨年9月の第2次放鳥以来、群れにならずに単独行動してきた。メスはテンの襲撃にあってもけがもなく11月の第3次放鳥で放たれたところ、今月初めごろから2羽がねぐらを共にし、エサを一緒にとるのが確認されるようになった。
求愛行動の1つである擬交尾や羽根が繁殖期に入ったことを示す黒灰色にはなっていないが、昨年よりもペアになるのが早いという。同省鳥獣保護区管理員、近藤敬一さんは「繁殖適齢期の2羽がこの時期にすでに行動しているので期待できる」と話している。
産経新聞 - 12月19日(日)19時59分)

なかなか難しいらしいから、うまくいくといいんですけどね。