買い物はストアレスの時代

ブラックフライデー特価はネットを狙え 米商戦様変わり
米国のクリスマス商戦がスタートする感謝祭翌日の「ブラックフライデー」は、1年で最も小売店がにぎわう日になるのが通例だった。しかしここ数年は、インターネットでバーゲン商品を探す消費者が増加傾向にある。
調査会社コムスコアの統計によると、昨年の11月中旬から12月中旬にかけてネットでギフトアイテムを購入した米国の消費者は、前年比12%増の8400万人となった。
今年はさらに、ネットでの支出額の伸びが実店舗の伸びを上回る見通しだ。アナリストの予想では、ネット通販の今年の売り上げは9〜16%増える見通し。これは実店舗で予想される2.3%の伸び率(全米小売連盟予想)を上回る。
この背景として、ネットでの買い物なら混雑した店舗に出かけて押し合いへし合いをせずに済む。さらに、テレビ、パソコン、ゲーム機といったエレクトロニクス製品の多くは、場合によっては実店舗よりもネットの方が値引率が大きいという実態もある。
ネットではバーゲン初日など特定の日にこだわる必要もあまりない。ウォルマート、アマゾン、ターゲット、ベストバイといった小売大手は感謝祭前から、エレクトロニクス製品についてブラックフライデーのバーゲン価格と同等かそれ以上の値引きを通販サイトで提供している。
例えばウォルマートの広告では、サムスン製のハイビジョンテレビに500ドルのブラックフライデー特価を付けた。しかし競合するターゲットはインターネットでこれを50ドル下回る価格で販売中だ。ネットの場合、クリスマスが近い12月中旬になってからバーゲン価格を打ち出すこともある。
一方、ネットでもブラックフライデーの26日に合わせてバーゲンを実施するところもある。通常は値引きとは無縁の米アップルは、ネット通販サイトでこの日に1日限りのバーゲンを実施すると予告した。ウェブサイトに掲載された広告には、アップルの直販店で同様のバーゲンを行うという記載はなかった。
ネットでの買い物を支援するため通販各社の価格が比較できるウェブサイトも登場しているほか、スマートフォン用のアプリやソーシャルショッピングサイトでバーゲン情報を収集する消費者も増えている。
(CNN.co.jp - 11月26日(金)12時12分)

確かに、自分もAmazon結構使うようになっちゃったからなぁ・・・。