名古屋は硬直状態

COP10、深まる先進国と途上国の対立
名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は25日、全体会合が開かれ、生物遺伝資源の利用に伴う利益配分ルール「名古屋議定書」案を巡る交渉経過が報告された。
行き詰まりを打開するため、COP10議長・松本環境相の要請で23、24日も非公式協議を行ったが、先進国と途上国の対立はむしろ深まり、29日の最終日まで厳しい交渉が続きそうだ。
全体会合では、非公式協議のティモシー・ホッジス共同議長が「我々は決定的な局面を迎えている。もっと時間が必要だ。改めて妥協の精神をもって臨んでほしい」と訴え、非公式協議延長を提案、了承された。
23、24日の協議では、遺伝資源の不正取得監視について議定書にどう書き込むかで対立。また、途上国の一部は、先進国から資金支援があれば主張を軟化させる姿勢も見せたが、先進国側は「重要課題で合意できないまま増額の議論はできない」(欧州連合)などと消極姿勢を崩していない。
(読売新聞 - 10月25日(月)11時38分)

午前中のニュースだったので、進展があるかもしれないと思って載せてなかったんですが、結局動きなしですか・・・