悪夢再び?

ロッテ、大松が決めた!CS突破へまず1勝
パ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージ、ソフトバンク1−3ロッテ、第1戦、ソフトバンク1勝1敗、14日、ヤフードーム)パ・リーグクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが開幕、ロッテは大松の一振りで試合を決め、3−1で勝利した。
ヤフードームに美しい放物線を描いた。二回無死一、三塁。大松が杉内の126キロのスライダーを、真っ赤に染まった右翼席に運んだ。静まりかえる敵地で、背番号10はゆっくりとダイヤモンドを一周した。「みんながつないでくれてできたチャンス。自分もなんとか後ろにつなぎたいという気持ちで打席に入りました。結果はでき過ぎですけどね」
一回、先発では自身初の中4日でマウンドに立った成瀬が、二死満塁のピンチを背負うもペタジーニを空振り三振。直後の二回に今岡、金泰均キム・テギュン)の連打でチャンスメークすると、続く大松の3ランで一気に3点を先制した。
レギュラーシーズン3位のロッテは、CSファーストステージで同2位の西武に2試合連続で逆転勝ちし、勢いそのままに敵地に乗り込んだ。シーズン残り3戦で1試合でも負ければ4位となる…そんなプレッシャーに打ち勝ち、ここまで来た。負けられない試合はもう慣れている。ソフトバンクに1勝のアドバンテージがあるため、ロッテは第1戦で負ければ一気に不利になる。西村監督も「初戦をなんとかして勝ちにいくしかない。それしかないでしょう」と初戦の重要性を説いた。
五回一死二塁から川崎の左前適時打で1失点しリードは2点に縮まったが、思惑通りの展開でロッテが試合を優位に運んだ。八回には、本塁打かと思われたサブローの大飛球が、ビデオ判定の結果二塁打となる場面もあった。打線の援護は大松の本塁打だけだったが、成瀬はソフトバンク打線を9回4安打1失点に抑える好投で、チームに勝利をもたらした。
サンケイスポーツ - 10月14日(木)21時23分)

このまま行ったら、史上初・3位のチームが頂上決戦進出ですか?