垣間見える不安

初陣へ万全!ザック、中田氏と電撃会談へ
日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が、元日本代表MFの中田英寿氏(33)と電撃会談を行うことが22日、明らかになった。この日、Jリーグの強化担当責任者会議に出席し、今後の協力を求めるなど精力的に動く指揮官。欧州と日本のサッカー事情に精通する中田氏から情報を得て、初采配(さいはい)となる10月8日のアルゼンチン戦(埼玉)、12日の韓国戦(ソウル)へ万全を期す。
イタリアの名将に、心強い“懐刀”が現れた。ザッケローニ監督が、23日に都内で元日本代表の中田氏と電撃会談を行うことが判明した。
「まず大切なのは、10月の2試合。アルゼンチンは世界屈指の強豪ですし、韓国は歴史的なライバルでダービーマッチといえるでしょう」
J各クラブの強化担当責任者が集まる会議に出席後、指揮官は始動戦に向けて意欲を示した。
関係者によると、その2試合を前に、アルゼンチン戦を中継するTBSが対談をセッティングしたという。セリエAでは何度も監督と選手として対戦経験のある2人だが、ザック監督は日本と欧州の違いなどを選手の立場から提言、伝達できる中田氏の存在にかねてから注目。思惑が一致し、実現に至った。
元日本代表監督のジーコ氏と連絡を取り合う意向を示し、名古屋のストイコビッチ監督と視察時に話し込むなど、日本サッカーの情報入手に積極的な指揮官。「選手に近づき、よりよく知って今後のベースを作っていきたい」とも話す。
この日の会議では「ヨロシクオネガイシマス」と日本語であいさつし、各クラブの練習視察への協力も求めた。Jの試合は生観戦以外にもDVDで網羅。世界のサッカーを見られるCS放送を新居に導入中だ。23日はJ2柏−札幌も視察。情報入手に奔走する中、流暢(りゅうちょう)なイタリア語を操る男の存在は、練習時間などが限られる船出の時へ、大きな後押しになるはずだ。
「近い目標ばかりでは正しいことは見えてこない。2014年のブラジルW杯に照準を合わせ、どうアプローチするか考えるのがわれわれの仕事だ」。2連戦の結果には慎重な姿勢も示した。しかし、ザック監督は快勝発進への準備に余念がない。
サンケイスポーツ - 9月23日(木)7時52分)

ヒデの目線がそのまま役に立つかといえば、たぶんそうではないだろうから、数あるデータのひとつ、くらいでしかないだろう。
それよりも、長友のMF・FW起用の話が出てきていることのほうが不安。
やっぱり、「3トップシステムありきなんじゃん」と、思うと、今後の軋轢がね。