いつの間にかテレビ的に面白い展開

神・首位返り咲き!ブラ砲2発、新井が勝ち越し打
セ・リーグ阪神5−2横浜、11回戦、阪神7勝4敗、27日、甲子園)首位奪取の一発だ!ナインの決意をのせた一打が、浜風を味方に伸びた。歓声が最高潮に達する前に、白球は左翼席に到達。ブラゼルの一撃が、横浜に傾きかけた試合の流れを引き戻し、5月2日以来の首位に立った。
「コースに逆らわずに、しっかり強く叩けたね。チームにとっても、自分にとっても、とてもいいタイミングでホームランになってよかったよ」
1点を先制された直後の四回一死、カウント0−1から、外角の直球をジャストミート。左翼線への弾丸ライナーは、一瞬でポール際へ消えていった。31号の同点ソロ。24日の球宴第2戦に続く一発も、公式戦では8試合ぶり。この時点で、32本の巨人・ラミレスに1本差に迫った。さらに八回、試合を決定付ける32号ソロをバックスクリーンの右へ叩き込み、キング争いでも首位タイに躍り出た。
後半戦の初戦。試合前に、ロッカーでミーティングが行われた。開幕戦以来の決起集会で、ナインの前に立った沼沢球団本部長と真弓監督が、言葉をそろえた。
「優勝しよう!!」
試合前までで、巨人とは0・5ゲーム差。勝てば、その瞬間に首位が見える。指揮官が、「きょうから後半戦が始まるから、もう一度気を引き締めていこう」と、訓辞を続けた一戦。全員の集中力が、背番号67のバットに込められた。
そして、六回、一死二塁から新井の左前適時打で勝ち越した。先頭の首位打者・平野が中前打と盗塁で好機を演出。4番が、追い込まれてから3球ファウルで粘ると、外に落ちる変化球に必死にバットを伸ばした。
さらに、二死一塁から金本が一塁強襲の二塁打。この日2本目の安打で二、三塁の好機を広げると、城島が左前へ2点適時打で、突き放した。
「そんなに安打を続けられる投手じゃない。四球とかも選んでいかないとね」と、和田打撃コーチも警戒した相手先発のランドルフ。全員の想いをつないで、攻略した。
サンケイスポーツ - 7月27日21時20分)

ソフトバンクが8連勝で首位=プロ野球ソフトバンク楽天
ソフトバンクが8連勝で首位に立った。1―3の七回に長谷川の適時打で1点をかえし、本多の2点三塁打で逆転。ファルケンボーグ、馬原とつないで逃げ切った。3番手の甲藤がプロ初勝利。楽天は11残塁と好機を生かし切れず4連敗。 
時事通信社 - 7月27日21時40分)

セ・パとも、このまんまってことはないでしょうけど。
タイガースが優勝争いしてくれたほうが、数字は見込めるでしょうしね。