答えは鳥に訊け

風力発電風車に監視員、野鳥飛来なら停止も
福井県あわら市北潟で建設中の風力発電施設が野鳥の飛行ルートに与える影響などを調べる「水鳥の保全にかかわる検討委員会」(委員長=上田恵介・立教大教授)が26日、同市内で会合を開き、野鳥が飛来する10〜3月に施設周辺に監視員を置き、必要に応じて風車を止めるなどの措置を講じることを了承した。
施設を計画している電源開発(東京都)は当初、水鳥が移動する日の出と日没の前後に止める方針を示していた。今後は、風車を止める場合の基準などをマニュアルにまとめる。このほか会合では、日本野鳥の会が参加する監視調査を今後3年間続けることも確認した。
計画では、高さ75メートルの発電用風車を10基建設し、2011年2月の運転開始を目指している。
(読売新聞 - 7月27日12時53分)

風力発電も、なかなかに難しい。