脱線してたらしい

山陽新幹線の脱線…東海道へも影響広がる
２２日午前４時２０分頃、神戸市須磨区西落合の山陽新幹線・新神戸―西明石間の須磨トンネル（全長２３８８メートル）内で、上り線路上に停車していたレール保守車両（２両）にトンネル保守車両（８両）が追突し、トンネル保守車両の３、４両目の計２両が脱線した。
けが人はなかった。この事故で、山陽新幹線は午前１１時現在、新大阪―姫路間で上下線とも始発から運転を見合わせている。
ＪＲ西日本によると、両車両とも、保守作業に当たるＪＲ西のグループ会社の作業員が乗務していた。保守車両には、双方が３００メートル以内に接近すると自動的にブレーキがかかる装置が設置されていたが、事故の際には作動しておらず、兵庫県警が事故現場を実況見分した。トンネル保守車両に乗務していた１人は、県警の事情聴取に「トンネル内に土煙が舞っており、視界が悪かった」と話しているという。
現場は須磨トンネルの東側入り口から約１・６キロ付近。レール保守車両は、須磨トンネル内の線路を高速回転する砥石(といし)で研磨して整備する作業、トンネル保守車両は、別のトンネルのコンクリート内壁を補修する作業をそれぞれ行っていた。事故当時は作業を終え、車両基地に戻るところで、トンネル保守車両は、３両目の車輪が四つとも右側にレールから外れ、後部が４両目に乗り上げる形になっていた。４両目も前部が脱線していたという。
この事故で、ＪＲ西は大半の列車を岡山―博多間で折り返し運転させており、東海道新幹線でも直通の列車が運休するなど影響が出ている。復旧作業は同日午後にずれ込む見通しで、影響はさらに拡大しそうだという。
（読売新聞 - 7月22日7時6分）

直行列車運休だけでは済まないような・・・。