時すでに遅し

高田監督が辞任=成績不振で引責、代行に小川ヘッド―プロ野球・ヤクルト
プロ野球ヤクルトの高田繁監督(64)が26日、成績不振の責任を取って辞任した。同日夜、神宮球場で行われた楽天戦の試合後、鈴木正球団社長に辞意を伝え、了承された。今後は小川淳司ヘッドコーチ(52)が監督代行として指揮を執る。
球場内で記者会見した高田監督は「(シーズン)途中で投げ出すことは大変申し訳ない。これだけ負けていれば当然、監督として責任があるし、状況を変えるには辞めるべきではないかと思った」と説明。同席した鈴木社長は「きょう初めて(監督から)辞任と言う言葉が出た。断腸の思いで決断した」と述べた。
ヤクルトは今季、開幕から3カード続けて勝ち越すなど好スタートを切ったが、4月中旬の長期遠征から調子を落とし、同30日に最下位に転落。極度の打撃不振もあり浮上のきっかけをつかめず、5月入ってからはわずか2勝。勝率が3割を切り、この日の敗戦で交流戦は開幕から9連敗を喫するなど低迷している。
今月20日には鈴木社長らが高田監督と会談。「補強などで支援する」と続投を確認したが、直後のロッテ戦で20失点と大敗するなど不振は深刻化。このため、急きょ伊勢孝夫打撃アドバイザーを招聘(しょうへい)した。
高田監督は2008年、古田敦也兼任監督の後任としてヤクルト監督に就任。日本ハムを指揮して以来20年ぶりに監督に復帰し、昨年は3位でクライマックスシリーズに導いた。今年が3年契約の最終年だった。
時事通信社 - 5月26日21時52分)

フロントにも責任はあると思うが、高田監督一人に押し付けるのはどうよ・・・。