タクヤ、フォーエバー

谷、木村コーチにささげる逆転満塁弾!巨人が逆転勝ち
セ・リーグ、巨人7−4広島、5回戦、巨人5勝、24日、東京ドーム)巨人は2−3と1点ビハインドで迎えた八回裏、一死満塁から代打・谷が左中間スタンドへ逆転満塁本塁打を放ち、木村コーチの「追悼試合」として行なわれた大事な一戦を勝利で飾った。
絶対に負けられない。試合前から異様な緊張感がグラウンドを支配していた。
「とにかく自分のピッチングができるようにするだけです」と先発のマウンドに向かった西村。しかし力強い言葉とは裏腹に、一回からいきなり苦しんだ。先頭の東出に左翼左への二塁打を浴び、一死後天谷に左越え適時二塁打を許した。
だが味方打線がすぐに援護した。
「マツ(松本)がチャンスをつくってくれたので応えたかった。当たりは良くなかったけれど、いいところにころがってくれた」
三回一死から松本が中前打で出塁。二盗、暴投で三塁に進むと小笠原が一、二塁間をしぶとく破って同点にした。
インパクトの瞬間に入ったと思った完ぺきな当たりでした。でも打球の飛んだ方向はわからなかったけどね」
一塁ベンチでにやりと笑ったのはキャプテンの阿部だ。同点で迎えた六回、左翼席に3号ソロ。4日の広島戦(広島)以来、15試合ぶりの一発。始球式では、木村拓コーチの長男、恒希君(10)の投げ込んだど真ん中のストライクをがっちり受け止めた。肩を抱き「よくやった」と元気づけ、頭をなでた。木村拓コーチや家族を思う気持ちが、打球に乗り移った。
4万6673人の観衆が埋め尽くした東京ドーム。木村拓コーチに勝利をささげるべく、必死に戦いを繰り広げた。
1点ビハインドで迎えた八回裏、一死満塁から代打の谷が起死回生の逆転満塁ホームラン。谷にとってプロ入り初の満塁弾は、木村コーチにささげる大きな一発となった。
サンケイスポーツ - 4月24日21時44分)

絶対に勝ちたいと思っていたのは、カープの皆さんも同じだったとは思うんだけど。
結果は、「最後にいたところ」と戦力の差、としか・・
今後も、どちらにもいい試合を期待したい、です。