一枚なんてものじゃない

Rジョンソン氏、楽天&西武を手球 始球式でちゃっかり小遣い稼ぎ
メジャー通算303勝をあげ、昨年限りで引退したランディ・ジョンソン氏(46)がこのほど来日し、西武戦と楽天戦に登場した。しかし両球団が招待したわけではなく、今回はあくまでプライベートの来日で、目的はナント、静岡県浜松市にあるお気に入りのCDショップに行くことだった。
ロック好きのジョンソン氏は、18日に浜松の洋楽ロック専門店「Kent」を訪れ、米国や東京では、なかなか手に入らないCD、レコード、DVDを購入したという。世界中のマニアに知られている有名店で、ジョンソン氏が訪れるのは実に3度目。米国からはるばる浜松、しかも店舗は市街地から北へ5キロほど離れたところにあるというから、いかにお気に入りかということがわかる。
買い物ついでのジョンソン氏は、17日の西武対日本ハム西武ドーム)でセレモニアルピッチを行い、テレビの収録で同い年の西武・工藤公康投手と対談。20日には楽天日本ハム(東京ドーム)の始球式に登場。つまり、ちゃっかりCD購入のための“小遣い稼ぎ”をしていたわけだ。
ジョンソン氏はご機嫌だろうが、スーパースターをめぐって楽天と西武が思わぬ場外戦を演じていた。楽天は以前からジョンソン氏が始球式に登場することを大々的にPRしてきたが、後からジョンソン氏にアプローチした西武に先を越されて真っ青。「あれはないですよ。西武は『ウチは(始球式でなく形式だけの)“セレモニアルピッチ”で打席に誰も立たせていません』と言っていたけど、あんなもん誰が見ても始球式ですよ」と楽天側は怒りの収まらない様子だ。
確かに西武は17日の始球式では、フィギュアスケート浅田舞が打者を立たせて投球し、ジョンソン氏は捕手役の渡辺久信監督に向かって投げただけだったが…。
さらにジョンソン氏は、両球団側の懸命のセッティングにより、西武・菊池雄星楽天田中将大投手と対面した。しかし、周囲の大騒ぎをよそに「何歳?」「しっかり練習しなさい」と話しかけた程度でバイバイ。ジョンソン氏の方が、一枚上手だったようだ。
夕刊フジ - 4月23日16時56分)

お遊びで来日して、1,000万近く稼いで帰るなら、笑いが止まらないよなー。