集客は見込めそうですが

ゴン、横浜FC決定的!カズと85歳2トップ
カズ&ゴンの2トップが実現する!今季限りで磐田を退団する元日本代表FW中山雅史(42)のJ2横浜FC入りが決定的となった。J2熊本、JFL町田など複数のクラブが争奪戦を繰り広げる中、中山本人が希望し、FW三浦知良(42)が所属する横浜FCと交渉中であることが判明。この日、成績不振の樋口靖洋監督(48)の解任を発表した同クラブにとっても、元日本代表2トップはチーム浮上の起爆剤となりそうだ。
横浜のピッチに、日本サッカー界をけん引してきた夢の2トップが復活する。カズの所属する横浜FCが、元日本代表FW中山の獲得に乗り出した。クラブ幹部は「話は聞いている。すべてはこれから」と話すが、既に水面下で交渉が進められている。来季、カズ&ゴンの2トップが実現すれば、00年3月15日、日本代表のアジア杯予選・中国戦以来、実に10年ぶりのコンビ結成となる。
磐田退団発表後、中山にはJ2熊本、JFL町田、さらには地元静岡県社会人リーグ1部の藤枝MYFCからオファーが届いた。だが、中山自身「1つ学年が上のカズさんの姿は強い刺激を受ける。一緒にできれば楽しい」と、現役中にカズとともにプレーすることを熱望するなど、横浜FCとは相思相愛の関係。クラブは近日中にも正式オファーする方針で、加入は決定的な状況だ。
横浜FCは中山の受け入れ態勢も整えた。小野寺社長は、今季のクラブ運営費が昨季に比べて3億円のコストダウンに成功したことを公表。来季の選手補強に直結する強化費は今季より5000万円上乗せする方針だ。中山の磐田での今季年俸は推定2200万円のため、資金面でも獲得に支障はない。さらに、強化担当者がブラジルで攻撃的な中盤選手をリストアップ。2人の決定力を生かす補強が進められる見込みだ。
08年にJ2へ降格し、今季も2試合を残して16位の横浜FCはこの日、樋口監督の今季限りでの解任を発表。クラブ幹部は「成績不振と、来季の編成の部分で方針がすり合わなかった」と説明した。新体制でチームを一からつくり直すため、昨季から中山に興味を示していた小野寺社長にとって、中山を獲得しやすい環境が整ったことになる。複数の関係者によれば、後任にはカズを熟知するV川崎(現J2東京V)OBで、今季限りで鳥栖の監督を退任する岸野靖之氏(51)の就任が決定的という。
カズがJ1通算139得点、J2で同12得点、一方の中山はJ1で歴代最多157得点を誇る。カズが来年2月で43歳となり来季は2人合わせて“85歳”で迎えるが、豊富な経験、決定力の高さはJ1クラブに匹敵する。いずれもサッカーに対する真しな姿勢は若手の模範となり、クラブには必ずプラスに働くはずだ。何より集客面で2人のカリスマをしのぐ存在はいない。2010年、W杯イヤーは横浜が熱くなりそうだ。
スポニチアネックス - 11月26日7時3分)

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