そんなとこだろうと思った

永ちゃんに無視された…陽水にも断られ…
60回の節目を迎える紅白だが、今年も大物アーティストに出演を断られるなど、嵐出場以外に目立った話題はなかった。
振られた大物の筆頭は矢沢永吉(60)。毎年のようにオファーし、特に今年は紅白と同じく還暦を迎えるとあって出場すれば話題性も十分のはずだった。だが、「夏ごろに出場を打診したけど回答がなかった」(井上啓輔チーフプロデューサー)と、返事すらすっぽかされた。
また、教育テレビで8月に4夜連続でロングインタビューを含めた特集を組み、今月から総合テレビ「SONGS」で4週連続の特集を組むなど、紅白初出場は既定路線ともみられていたのが井上陽水(61)。11月になって本格的に出演交渉に入ったが、本人やバンドメンバーの「スケジュール調整がつかない」ことを理由に断られたという。超大物と番組を通じて蜜月を築きながらも、60年の記念舞台に引っ張り出すことができなかった。
60回を反映した選考が見られるのは、再結成した還暦トリオのアリスのみ。16年ぶり2度目の出場となる福山雅治(40)は来年のNHK大河ドラマ龍馬伝」の主演とあって、「ヒットメーカーですし、来年の大河もあります。色々重なって決まったということです」(井上CP)と復活は当然か。
07年の58回からコンセプトを「歌力(うたぢから)」に据え置き、継続性を持たせて番組を制作してきた。今年は60周年記念楽曲「歌の力」を制作し、出場者全員で歌うことが決まっているが、そのほかについては「具体的な企画などはこれから」(近藤保博NHK制作局エンターテインメント部長)。
番組時間は昨年より5分延びて史上最長の4時間30分。出演者は昨年より紅白各1組減り「じっくり聴かせる」紅白を目指しているが、今年は誰もが知るヒット曲も少ない状態。新しい風で来年のスタートを勢いよく切るのは難しい状況だ。
(デイリースポーツ - 11月24日9時21分)

去年が奇跡のような状況だったので、余計話題性に欠けるよなぁ・・・