思惑の違い

2011年サミットからG14に…仏大統領
【パリ=林路郎】フランスのサルコジ大統領は26日、エリゼ宮(大統領府)で恒例の外交演説を行い、日米や英独仏、ロシアなど8か国(G8)の枠組みで開かれている主要国首脳会議(サミット)について、フランスが議長国を務める2011年から14か国に増やし、「G14」に公式に拡大したいとの意向を表明した。
サルコジ大統領は07年の就任以来、「新興経済国が参加しないG8の枠組みでは、世界を取り巻く諸問題を解決できない」とサミット拡大論を提唱してきた。目標時期に言及したのは初めてで、候補国は挙げなかったが、中国、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコ、エジプトを想定しているとみられる。
ここ数年のサミットは、8か国による会合と前後して、これら新興国などを加えた拡大会合を開催する形が定着している。日本などは、サミット本体の参加国が増えると効率的な議事運営ができなくなるなどとして、拡大に慎重な姿勢を示しており、今後の調整で意見の対立も予想される。
(読売新聞 - 8月27日10時23分)

紛糾しそうで、いかがなものか・・・