プリティ・リーグ

女子プロ野球、来春に発足へ 京などに2球団
女子野球の普及を目指す日本女子プロ野球機構京都市下京区)が24日、大阪市内で記者会見を開き、京都市などに本拠地を置く2球団による女子プロ野球リーグの創設を発表した。リーグは来春にスタート予定で、プロ野球近鉄などで活躍した太田幸司氏がスーパーバイザーに就任した。
同機構は健康食品会社、わかさ生活京都市下京区)が3億円を出資して設立した株式会社。1球団は京都市右京区わかさスタジアム京都を本拠地とし、もう1球団も関西に拠点を置く。両球団ともわかさ生活が出資して設立するが、いずれは独立した運営を目指すという。リーグの将来的な球団数は未定。
リーグは来年4月末に開幕し、年間30〜40試合を予定している。1球団の選手数は13〜15人で、今秋にトライアウトを実施する。監督、コーチは元プロ野球選手と交渉中という。
国内の女子プロ野球は1950年から2年間、リーグを行っていた時期がある。同機構によると、現在の女子野球人口は約600人。プレーをしていてもチームが少なく他競技に転向する選手も多いことなどから、リーグ創設に踏み切った。
片桐諭代表(33)は「野球を愛する女子選手に競技継続の可能性を広げ、レベル向上を目指したい」と、意気込みを語った。


■地道にやる覚悟
太田幸司スーパーバイザーの話 野球教室で女子を教える機会もあるが、上に進むほど門は狭くなっている。今回、プロという頂点をまずつくり、底辺へとつなげていきたい。1、2年で頓挫せず、長い年月をかけて地道にやる覚悟だ。
京都新聞 - 8月25日9時29分)

2球団で「リーグ」というのも、どうかと思うが・・・