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急死の純恋さんデザイン、ネックレスの収益寄付へ
7月25日15時28分配信 読売新聞
ギャル系ファッション誌「小悪魔ageha」の人気モデルで、先月10日に脳出血で亡くなった純恋(すみれ)(本名・石川安里沙)さん(21)がデザインしたネックレスが、8月1日に発売される。
ボランティア活動をしていた純恋さんの遺志を継ぎ、収益は全額、難病の子供たちを支援する財団法人・日本児童家庭文化協会(東京)に寄付される。
岩手県奥州市出身の純恋さんは、地元の高校卒業後、モデルを養成する仙台市の専門学校に入学。仙台で同誌編集者の目に留まり、昨年から読者モデルとして誌面を飾るようになった。読者の人気を得て、東京のモデル事務所と契約し、歌手GACKTさんのCD「小悪魔ヘヴン」のジャケットに登場するなど、活動の幅を広げていた。
母親で看護師をしている良子さん(49)の姿を見て、4月から同協会のボランティア活動も始めた。5月上旬には、静岡県伊東市で開かれたイルカと触れあう会に参加し、脳性まひの男の子に付き添って海辺で一緒に遊んだ。「モデルさんなのに日焼けしちゃうよ」と周りが気遣っても、「日差しなんて気にしませんから」と笑顔で答えていたという。
だが、5月中旬に体調を崩し、吐き気や目まいがひどくなった。五つの医療機関に通ったが、「片頭痛」「ストレス」と診断され、詳しい原因は分からなかった。モデルの仕事を休むようになっても、同協会の会議には出席し、携帯電話のメールに使えるオリジナル画像をホームページで公開して若者に関心をもってもらったり、クラブのイベントで協力を呼びかけたりする企画を提案した。
ボランティア活動の延長で、ネックレスをデザインして収益を同協会へ寄付しようと思いついたのも5月頃で、体調を崩しながらも自ら絵を描いた。ハート形の二つの手錠が組み合わさったデザインには、「心の絆(きずな)を丈夫なものでつなぎたい」という思いが込められている。
所属するモデル事務所と契約する業者が、ネックレスを完成させたのは6月6日。携帯電話に届いた画像を見た純恋さんは「困っている人を助けるブランドにしていきたい」と話したが、4日後に実物を手にすることなく亡くなった。「身につけさせてやれず残念でしたが、あの子の思いが多くの人に届いてほしい」と、良子さんは願っている。

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ネックレスはシルバー、ゴールドなど4種類で、各4980円(税込み)。純恋さんのホームページを通じ、8月1日から購入手続きができるようになる。問い合わせは、ファンシー(03・3203・8301)へ。

下手なコメントは、意味ないっすね。