それが会社の本質なんだよ

明治など4大学が「就活」スクラム、合同企業説明会開催へ
昨年まで売り手市場だった有名大の学生の就職状況が今年は一転し、6月に入っても内定がない学生が大勢いる苦境に危機感を抱いた明治、法政、中央、日本女子の4大学が共催し、8月に合同企業説明会を開くことを決めた。大手企業も含め200社に参加を要請中。全国区の大学がタッグを組んで「合説」を催すのは異例で、大学側は「各校のブランド力を結集し、1人でも内定に結びつけたい」と必死だ。
各大学では例年、5月中に複数の企業から内々定をもらう学生もおり、7月には就職希望者の8割が内々定を獲得。8月以降は、公務員試験に失敗して民間志望に変えた学生などから個別相談に応じていた。
ところが、今年は不況の影響で企業の採用数が激減。リクルートによると、来春卒業予定の大学生・院生の就職求人倍率の推計(2月9日〜3月12日)は前年同期比0・52ポイント悪化の1・62倍で、7年ぶりの前年割れ。大企業に限ると、求人総数は約16万人で前年比23・5%減り、求人倍率は0・55倍。6月に入っても内定ゼロの学生が目立つという。
明治大では就職希望者の5月末の内々定保有率が40%と、昨年より10ポイント減。女子だと保有率は約30%に落ち込んでいる。他校でも100社以上申し込んだのに全滅の学生がいるほか、「何度も最終面接で落とされる」(中央大)、「『迷ったら採用』が方針だった企業から、今年は『迷ったら落とす、に変えた』と言われた」(法政大)、「就職をあきらめかけている学生もいる」(日本女子大)と悲鳴を上げている。
このため、学部生の数がいずれも3万人弱で、大手都銀やメーカーなど就職先も共通する明治、法政、中央と、女子の就職にノウハウを持つ日本女子大が協力し、合同説明会を開くことにした。
(読売新聞 - 6月20日16時8分)

上を向かないこと。
大学のブランドも偏差値も、企業がほしいのはそこじゃない。
いかに「銭」をもたらしてくれるか。
それだけ。