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イチロー>「頂はすごく晴れやか」…張本氏の目の前で達成
「頂はすごく晴れやかだった」−−。16日、当地のセーフコ・フィールドで行われた米大リーグのマリナーズエンゼルス戦で、日本選手最多安打記録となる日米通算3086安打をマークしたマリナーズイチロー選手(35)=本名・鈴木一朗=は、頂点に立った心境を、そう表現した。
シアトルまで激励に訪れた記録保持者、張本勲さん(68)の目の前での達成。記録達成となる右前打を放って一塁ベース上に立ち、ヘルメットをとってファンの声援に応えながら、イチロー選手は、こんなことを考えていたという。「張本さんが見ていた景色がどんなものか。頂に登ったときの景色がどんなものか、感じてみたかった。あのヒットでそこに登ると、すごく晴れやかな感じでいい景色だった」
張本さんとの接点は95年春にさかのぼる。東京ドームで顔を合わせた張本さんは、イチロー選手に「オレの記録を抜くのはお前しかいない」と語りかけた。当時のイチロー選手は前年に210安打を達成したとはいえ、まだプロ4年目の21歳。「何を言っているのか、このオッサンは」。その時の正直な感想だった。
しかし、その後、日米で安打を量産し、記録を塗り替えるイチロー選手は、いつも「あのオッサン」の背中を追ってきた。胃かいようが癒えたばかりの復帰第2戦。決して調子は万全ではなかったが、「張本さんの前で達成したい」との強い思いが、安打を生んだ。
これでもう、自分の前を行く日本選手はいない。ひとり旅だ。そんな状況にイチロー選手は一言、「重いですね」ともらした。
毎日新聞 - 4月17日19時49分)

神の領域ですね。
これから先に見えるものは何なのでしょうか・・・