記録は平凡以下だけど・・・

渋井復活!8年ぶりV/大阪国際女子マラソン
大阪国際女子マラソンが25日、長居陸上競技場発着の42・195キロで行われ、渋井陽子(29)=三井住友海上=が2時間31分42秒で初マラソンで制した2001年以来8年ぶり2度目の優勝、8月の世界選手権(ベルリン)の代表に内定した。初マラソン赤羽有紀子(29)=ホクレン=が2位に入った。
渋井は2004年9月の当時日本最高記録で優勝したベルリンマラソン以来4年4カ月ぶりのマラソン優勝。昨年11月の東京国際マラソンで4位に沈み、わずか2カ月で世界選手権への切符獲りに再挑戦、見事切符をものにした。
レースは中盤まで15人前後の先頭集団を形成し1キロ3分半前後のタイムで進む。26キロ過ぎに脇田茜(21)=豊田自動織機=が遅れ、29キロ付近に渋井がスパートをかけ、大会3度の優勝を誇るリディア・シモン(35)=ルーマニア=、前々回優勝の原裕美子(27)=京セラ=らが遅れ、必死に追走した赤羽も離された。原が大平美樹(27)=三井住友海上=とのし烈な3位争いを制した。
ラソンのスタートに先立ち、同時開催「2009大阪ハーフマラソン」(長居陸上競技場大阪城公園・太陽の広場)が行われ、大阪国際女子マラソンのゲスト解説を務める、昨年10月に現役引退したシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さん(36)があいさつ。スタート台からレース前の選手と客席にメッセージを送った。
サンケイスポーツ - 1月25日14時36分)

特に記録が出やすい大阪でこのタイムなのは、結構微妙な要素ではあるんだけど。
彼女の場合、タイムよりも優勝したという事実が何よりも必要だったと思うので、この勝利は大きいでしょう。
おめでとうございます。