とりあえず、めでたい

全国のウミガメ産卵数が過去最高に
今年の日本でのアカウミガメの産卵数が、平成2年の調査開始以来、過去最高を記録したことが29日、分かった。全国各地から届けられたデータをNPO法人「日本ウミガメ協議会」がとりまとめ、明石市で28日から開催されている「第19回日本ウミガメ会議」で発表した。
同協議会のまとめでは、アカウミガメの産卵回数は29日現在、全国328カ所の砂浜で計1万847回に上り、昨年の3668回に比べて約3倍と爆発的に増えた。
アカウミガメは日本でもっともよく見かける種だが、漁業の影響などを受け、平成9年まで産卵数が激減。その後増加傾向にあったものの、環境省レッドリストでは絶滅危惧類に指定され、各地で保護活動が行われている。
同会議には40都府県の約80団体からおよそ250人が参加。同協議会の亀崎直樹会長(52)は「保護活動の成功や国際的な漁業規制などさまざまな要因が考えられる。まずはひと安心だが、これから現在の地球環境の悪化が反映されてくるかも」と話した。
産経新聞 - 11月30日8時1分)

ウミガメだけ保護しても仕方ないけど、最終的には環境の指標になりうるものなので、とりあえずはめでたい。