悪いことはこっちにも

浦和内紛…監督解任で選手が社長批判
J1浦和のゲルト・エンゲルス監督(51)が今季限りで解雇されることが明らかになり、チーム内からは27日、不満の声が噴出した。リーグ戦2試合を残して契約打ち切りを通告した藤口光紀社長(59)の責任問題に発展しそうな雲行きだ。
26日の解雇通告から一夜明けた大原サッカー場。冷たい雨の中、G大阪戦(29日、アウェー)へ向け非公開練習を終えたエンゲルス監督は、前日の藤口社長との話し合いについて「ハッピーじゃない。でも、今は残り2試合で少しでもハッピーエンディングに近づけるよう集中するだけ」と短く口にした。
しかし、解任の事実を聞いたイレブンには動揺がありあり。「(今季は)残留争いをしててもおかしくなかった。ここまで来られたのはゲルトさんのおかげ」とDF闘莉王。「みんなのことを分かってくれる。アドバイザーでもいいから残ってほしい」と訴えた。
別の主力選手も、「上の人が今の時期に言うっていうのがおかしい。試合も残っているのに、選手はどういう状況でやればいいのか」と怒りをあらわにした。
指揮官は「今こそプロフェッショナリズムを見せるとき」と集中を促す。だが、この時期に後任候補のフォルカー・フィンケ氏(60)=ドイツ=来日を容認した監督人事の責任者の藤口社長への不満が、チーム内には渦巻いている。
この夜、クラブハウスを訪れた藤口社長は、23日の清水戦(ホーム)に敗れて優勝が遠のいたことが、このタイミングでの解雇通告の「大きな引き金になった」と説明。しかし、自らの責任については「クラブを預かっているものだから(当然)ある。シーズンが終わってから」と話すにとどめた。
中村修三強化本部長(49)に代わり、来季は元日本代表の浦和OB、信藤健仁氏(48)が入閣することも明らかになった。残り2試合に来季のアジアCL戦への出場権が懸かる中、浦和の非常事態が続く。
サンケイスポーツ - 11月28日8時2分)

レッズのピークは、去年の対ACミラン戦まででしたね・・・